美化して言うなら皮肉屋

 僕のフラットってのは、みんな仲良くお手々繋いで幸せに!ってんじゃない。 良い物は良い、駄目な物は駄目、っつう徹底した仕分けだ。 一個の腐ったミカンを取り除く為に、他のキレイなミカンを段ボール毎投げ捨てたり、そういう潔癖なまでの排他主義を貫く状態こそがフラット。 我慢してにへらにへら笑みを浮かべてるうちは僕じゃない。 世間的には喜ばしいんだろうけど、僕じゃないんだよ。

 過去の傷をいつまでも引き摺るのも僕。 嫌なことは全部忘れて未来へGO!てなポジティバー全開されても、僕だけは過去のいざこざを全部抱えて走るんだ。 コンドームの話をする度に性病ネタを持ち出し、クリスマスになる度サンタのコスプレ話に花を咲かせ、寿司屋に入る度に大トロがトロットロやね!とスマイル&ポイズン。 誰が笑わなくとも、自らを業火にくべ続けてこその僕。 世間的には不快極まり悪癖こそが、僕らしさなんだよ。

 

 今回、色々とドロドロした時期、魔女に関わる全ての人間を排除しようと考えました。 その中に昔からの友達が複数いて、それでも排除するのかって真剣に葛藤しました。 んで、突然出てきたアンサーが「そりゃ排除するだろ」って気楽さ溢れる直球どストレート。

 だって過去の僕がそうやって来てるんだ。 高校の頃、僕を本気で激怒させてくれたクラスメイトはその周辺ごとシャットアウトし、おかげさまでクラスからもちょっと浮いた。

 専門学校の頃、僕の友達を金ヅルにしようとしたハッタリ小僧を拒絶して、卒業する頃にはそいつ自身が周り全てから孤立していた(別に扇動とかはしてない)

 上京一年目、気にくわない奴は片っ端から蹴り飛ばすチャットルームに入り浸っていた。 夢に届く職場に就いた時も、相容れない上司とそれに付随する全ての友達を敵視して、最後は職場そのものを追い出された。

 失敗もある、成功もある。 でも、過去からずっと通してきた自分らしさで、一度も後悔したことはない。 ならば、ここは譲るべきポイントではない。

 魔女も確かこんな事を言っていた。 「過去、自分の直感に従って付き合った男で失敗したと感じたことがない。だからこれからも自分の直感と、過去の傾向を信じる」 そう、間違えたと感じていないなら、変える必要など無いんだ。 君の言う通り。

 

 そこに気付けてからは、随分と心が軽いんだ。 正義感ぶる必要なんて無い。 昔からの友達だろうと、嫌な奴とつるんでるのが気持ち悪いと感じるなら、素直に拒絶すれば良い。 距離が空いたのを感じれば再び遊べばいいし、近寄ったようなら避ければいい。 それくらいわかりやすくていいんだと思う。 どっちつかずの憎悪を燻らせるくらいなら、駄目なら駄目を明確にすべきなんだ。 その方が気も使わなくていいでしょう。

 誰が認めなくても、自分が認めた面白さを追求していく。 この文面をおかしな具合に解釈して、変わる気のない独りよがりの頑固者、と詰る人にはそう思わせておけば良い。 真実は常に自分の胸に。 大事なのは、自らを支柱を信じること。 誤ったと感じたなら、すぐに修正にかかること。

 残念ながら、今はまだ後者の時期じゃない。 自分の気持ちに素直になって、やりたいことをやりたいようにやろう。 求めるはノーストレス。 願わくばオールクリアー。 自分の判断が、自分の思った通りの道筋で、思いがけない結末を迎えますように。 楽しいのは道すがらだけで十分。 恒久の幸せって何よ。

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