僕は人に弄られやすい。 バカにされやすい。 それはきっと、どんな暴言を吐かれても怒りをあらわにせず、マトモな反応を返すからだろう、と自己分析している。 まあ、僕の性格に弄られるような要因があって、大いに見下された結果、なるべくして弄られている、という可能性も否定出来ないし、事実、人によっては実際そうなんだろう。
どんなに弄られても決して怒らず、ツッコミでその場を捌いているのは、自分に対する攻撃に然程怒りを感じないからだ。 バカとかキモイとかデブとかハゲとか言われたところで、そんなのはその人の感想に過ぎないのだから、イチイチ突っかかっても仕方ないじゃない。 怒ったら、無視したら、彼氏彼女が抱いているバカとかキモイとかデブとかハゲとかって評価が劇的に改善されたりするだろうか? 答えは、否だろう。
無礼とか失礼とか常識がないとかは、僕じゃない誰かに同じ事をやった時に、それなりの制裁を受ければ宜しい。 怒りは感じないし相手はしてやるけど、人を貶して悦に入るようなクソ野郎を評価する事は無いし、そんなクソ野郎のクソッタレをわざわざ怒って正してやる、なんて徒労をわざわざ選択する理由は無い。 自分は正義だと誤認したまま、せいぜい肥溜め温泉に浸っていろ、という上から目線。 それが僕の思考回路です。
だから、定期的に現れるんだよ。
何をしてもこの人怒らないんだ!つって無茶するノータリンが。
僕はどちらかと言えば短気で、不愉快と感じたらすぐに顔に出るし、感情を伏せようという努力もしない。 先述したように、悪口や暴言程度では、怒りというジャンルにすら抵触しないってだけのこと。
それを理解せず、殴って平気だから刺してもいいだろう、刺しても平気だから家を燃やしてもいいだろう、と行動がエスカレーションするノータリンの多いこと多いこと。 殴って平気なら刺して平気かもしれないけど、家を燃やしたら放火罪だからね。 僕が死ななくても、家族や、近所の方々にも迷惑がかかるからね。 もっと言えば刺してる時点で、獲物次第では銃刀法違反だからね。
僕を弄ってる人は大抵上から目線で弄ってくるんだけど、僕の上に立つような人間なら、なんでその程度の事も想像出来ないんだろう。 脳みそ空っぽで宙に浮いてるだけじゃねえの。
そんなクソ野郎が勝手にプラプラ浮いてるのは構わないんだけど、僕の周りに被害を及ぼすのだけは我慢ならない。 僕の近くに居たから被害にあった、という原因が僕に起因するような状況が我慢ならない。 僕一人で収まるから何だって我慢出来んだ。
収まらないなら、それなりの対応を取らなくてはならない。 対応した上で「なんだよノリわりーなw」で片付けてしまうような人は、残念ながらハイそれまでよ。 攻撃に攻撃では返さない。 僕の最大防御は、いつだって関係のシャットダウン。 叩きのめして更正させたり、殴り合って鬱憤を晴らしたり、語り尽くして誤解を無くしたりって、大切な人と行うイベントじゃん。 嫌いな人やクソ野郎に徒労はかけない、先述した通り。
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こんなことを偉そうに言ってるけど、僕も昔は同じような事を知人にしてた。 どうしようもない素人童貞だったから、毎日のように弄り倒してたんだけど、ある日、面白いと思って彼の家族を巻き込むような冗談を繰り出した。 それまで怒りをあまり見せなかった彼もさすがに憤慨して、それを見た僕は反省するでもなく、ただただ萎えてしまったんだ。 いわゆるクソ野郎のルーチン。 自分は悪くない、アイツノリ悪いって、そこまで昔でもないのに、腐った思考をしていたもんだ。
今は、やり過ぎだったと心から反省している。 副産物として、クソ野郎の心境も多少わかるようになった。 きっと悪気はないし、やり過ぎている感覚も無いのだろう。 だからせめて、クソ野郎には状況を事細かく説明して、如何にやり過ぎなのかを諭してやることにしている。 それで理解出来ないようなら、やっぱりハイさよならよ。 彼はいつか事の大きさに気付き、自らの過失に喘ぐのかもしれないけど、僕の周囲が巻き込まれている以上、静観対応なんて出来ないからね。
経験は人の気持ちを理解させる。 理屈だけでは何もわからないし、伝える事も出来ない。 経験もロクにせずに、本やアニメだけで真理を知ったつもりでいる奴には何の共感も出来やしない。 大事なのは、自分の頭で感じること。 結果、多数派とは別の正解に心を奪われたとしても、悩んだ末に出た答えなら、15点だとしても正しい。 正であれ、誤であれ、これが僕のルーチンの全てだ。 これまでも、きっとこれからも。
