ペテン師の常套手段

 アイツらは露骨な嘘を吐きません。 後でいくらでもごまかしの効く表現を好んで使います。

 例えば、何処かの奴隷に何かを貢がせたとします。 持っている姿を見かけた他の奴隷が、それ、どうしたの?と聞きます。 貢がせたなんて言ったらイメージが悪くなるので、ペテン師は嘘を吐くでしょう。 但し、買ってもいない物を買ったとは言いません。 こう言う場合は、

 「ゲットしたw」

 などと、手に入れた事実だけを伝えます。 嘘は吐いていない。 手に入れたことに偽りはない。 どこから入手したとか、誰が金を払ったとか、そんな事を言う必要はないものね? 本当に買っていたとしても、「○月×日、楽天ブックスで私□□名義のカードを用い、かねてから所望していた△△△を購入致しました」なんて説明する人いないもんね? 私が手に入れた事実以外は蛇足でしょ? そんなもっともな事で煙に巻きます。

 だから、直接発した言葉は大抵真実です。 僕のこと好き?って聞いて、好き☆彡って返したら、それは本当に好きってことです。 だって、嘘は吐けないから、好きじゃなかったら「嫌いじゃないよw」とか言って含みのある内容にすり替えるよ。 ハッキリ好きって言ってる事が、嘘を言ってないって何よりの証拠。 私の言動思い出して? いつも曖昧にしてるでしょ? でも今日はハッキリ、ね? 間違いないでしょ? だから私を信じてって流れで人を騙す時にも、上記の曖昧な嘘は効果を発します。

 嘘は吐かないなんて誰が言った? 嘘を吐く時のルールなんて誰が制定した? 勝手にお前がそう思っただけでしょ? 真のペテン師は、バカ正直に嘘を吐くだけじゃないんです。 自分は嘘つき、でもルールがある、そんな思い込みの罠に嵌める事で、二重の嘘を巧みに使い分ける。 だから、相手に裏があると思いつつも、人は簡単に騙されてしまうのです。 嘘を一個見破ると、その先に思考を回さないのが人間の心理。

 

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 僕は嘘つきが大嫌いです。 でも嘘は否定しない、というより出来ない。 嘘のない世界なんて存在しないからね。

 要は、嘘つきってことがバレるようなヤツが嫌いなのです。 余程嘘が下手なのか、嘘を重ねすぎたのか、状況はともかく、少なくとも“嘘つき”ってことは、日常的に嘘を吐いてるヤツってこと。 そんなオールフィクションに価値なんて、人間性なんて、感じられるワケが無いじゃない。 そもそも、自分の情報を意図的に調整しようなんて傲慢なんだよな。 よく見られたいのはわかったけど、それって誰のプロフィール? 創作活動が好きなら、SSでも書いていたらいいのに。

 

 大なり小なり、嘘を上手に吐ける人を、僕は信頼しない。 嘘がばれたくらいではどうもしないけど、コイツはペテン師だと感じる片鱗があったなら、どんな些細な嘘でも斬って捨てよう。 包み紙じゃなく、中身を愛でたいんだよ僕は。 カワイイショーツじゃなく、黒ずんだ膣周辺を愛でたいんだよ僕は。 ごまかすくらいなら、晒しちまえ。 シャワーなんて浴びず、一日の汗を吸収したそのままを解き放っちまえ。 思ってる以上に酸味はなくて、ジュルッジュル舐めれるかもしんねーぜ? ジュルッルルルーッ! ジュルッルルルーーーッッ!!! マズーい! もうワンジュルルーッ! おほっほほほーーーッ!

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