弾けて混ざれ

 ペニスやおっぱいで人を引っぱたくことは、とても難しい。

 

 だってそうでしょう。 人を“引っぱたく”以上、最低でも掌くらいのサイズは欲しいけど、そんなビックペニスを持ち合わせた人間なんてそうはいない。 勃起すれば掌くらいになるだろうけど、硬化したイチモツはしならないから、鞭のように衝撃を倍加することが出来ない。 故に、引っぱたくというよりは、コツン、とぶつける事が精一杯。 ペニスには精が一杯。

 勃起しても根元は柔らかいから、ジェットコースターなどの力を借りて勢いを付けたとしても、衝撃は全て流されてしまうだろう。 唯一出来るとしたら、突き、だろうか。 腹に対して垂直に打ち込めば、根元の柔軟な部分に衝撃が殺されることもない。 が、これではただの強制イラマチオ。 斎藤一の牙突・ペニ式に過ぎない。 イラマチオではロマンがないだろう。 ペニスビンタという非日常にこそ、探し求めたロマンは生じるのだ。

 

 おっぱいも同様。 第一に、乳は円形である。 ペニスと理由は異なれど、しならせて鞭のように引っぱたく事は出来ない。 柔らかさがある分、手で圧力を加えることで挟み込むことは出来るだろうが、スイングによる殴打を成立させるには相応の遠心力が必要だ。 腰を捻る程度の遠心力では、乳をしならせるほどの力は生み出せないだろう。

 重力の力でダラリと垂らし、そのままゴルフスイングのように振り上げれば・・・!と希望の火を燃やしている紳士諸君。 ロマンとは何か、もう一度考え直して欲しい。 諸君等が言っているそれは、アッパーカット。 女の子がキャッキャ言いながら顔にペチンと放つ、そんな生易しいものではない。 巨大質量がアゴを刈り取る文字通りの必殺技、意識が飛ぶほどの大技を産み出して、何を目指す? 僕たちは“叩き”、“叩かれ”たいのだ。 殺し合いは、性分とは違う。

 

 仮に、素でペニスビンタ出来る人間がいたとして、それは規格外の外人ペニスであり、我らイエローモンキーの領域を越えている。 加えて、おっぱいビンタ出来るほどの柔軟性を持った乳は、漫画太郎先生が描くババア乳であり、それはただの皮であって、乳とは呼べない代物だ。 現実的ではない。

 という具合に、ペニスやおっぱいで人を引っぱたくことは、とても難しい。 たまにギャグマンガや18禁アニメで見かけるんだけど、DTやSJの皆様が誤解し「よーし、僕も性器で愛するあの子を引っぱたくおっおー」なんて躍起になったらどう責任を取るつもりなんだろう。 ギャグ描写や二次元表現でしか存在し得ないドリームである事を、世界は人民に対し、示す必要がある。 押しつけることは出来ても、ビンタすることなど夢物語なのだ・・・と。

 結果、世界に絶望が蔓延したとしても、我々は受け入れなければならない。 やがて訪れる現実の壁を、襲い来る絶壁を、我々は受け入れなければならない。 世界は闇に満ちている。 しかし闇の奥にこそ、ロマンの種は植わっている。 漆黒の深淵から希望を引き摺り出し、目映い光を願ってこそのロマン。 そうだろう?

 

 さぁ、前を見て。 可能性の枠を取り払い、遙か彼方にあるかもしれないビンタ可能な“乳”と“ペニス”を夢見ながら、・・・否、自らがその化身となるべく、今日もワン・ツー・スイング! ワン・ツー・スイング! 好きなあの子に!(ぶんっ) ペニスを!(ぶんっ) スイング!(ぶんっ) するん!(ぶんっ) やー!(ぶんっ) 牙突!(ぶんっ) ペニ式ーっ!(じゅぽっ) ペニ式ーっっ!(じゅぽぽっ) ペニし・・・うっ(じゅぴゅっ)(最終的には射精出来れば何でもいい)(クズでぃーす\(^o^)/)

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