カカオマカオペニス~最終日を振り返る~

※本日記はマカオ出発当日早朝に書き記した予測日記です。
実際の出来事とは異なる場合がございます。

 

 目を覚ますと、私は真っ暗闇の中にいた。 体を動かそうとするも、巧くいかない。 どうやら椅子のようなものに固定され、全身を縛られているようだ。 ・・・縛られている?

 思い返そうとしても、思い返す記憶が無い。 見渡そうにも、見渡すべき周りが視えない。 無い、ない、内・・・内? 不意に、内側に包み込まれるような不思議な感触を覚えた。 これは・・・ウッ、フェラチーオ? フェラチーオなのかい?

 よくよく感じてみると、そのフェラチーオは一つや二つの口内によるものではない事がわかった。 複数の舌先。 複数の舌先にペニスがフェラチーオされている。 それも暗闇の中で、身体の身動きも取れず・・・意味が分からない、記憶も無い・・・

 何度考えようとしても、思索の終点はあっけなく訪れた。 そして、僕のペニスの限界も、間もなくあっけなく訪れた。

 

 「ッ・・・痛ぁッ!

 

 射精と共に訪れた痛みに違和感を感じた。 何故だ、何故射精で痛みが走る? 見えないが、精液も流れていないように感じる。 僕にはその痛みに心当たりがあった。 これは、複数回の射精を経て、もう精液出ないよぉ・・・状態の時に射精した痛みだ。 何故もう精液出ないよぉ状態になっている? 疑問は湯水のように溢れ出た。 精液は溢れ出ないのに。

 その後も執拗な舌攻めは続き、僕は何度目かの絶頂と痛みを味わった。 恐らく、このイベントは、随分長いこと行われているのだろう。 記憶が覚えていなくとも、ペニスの痛みがそう言ってる。 僕は監禁されて、ずっとこんな目に合い続けているのだ。 この苦痛から逃れる為に、記憶は自ら飛ばしたのかもしれないな。 精液は飛ばないのに。

 

 突然、轟音が響いた。 音の方から、幾日ぶりかの光が差し込む。 同時に、周りにあったらしい無数の影が、光を避けるように逃げ惑っていくのが見えた。

 

 「キミ、大丈夫か? おい、生存者だ! 生存者がいたぞ!」

 

 光から現れた男性は、そんなような言葉を僕に掛けた。 どうやらここはマカオの外れで、やはり僕は監禁されていたらしい。 風俗店で性行為した嬢が、そのあまりのペニ力に愕然とし、うっかりお持ち帰りしてしまった・・・とのことだ。

 そこまでなら僕のペニ力を鑑みるに良くある話だが、嬢には気に入ったペニスを際限なく収集する趣味があり、周りの嬢もそれを知っていた・・・つまり、ここには僕以外のペニスも連れ込まれており、評判が評判を呼んで、いいペニスをフェラチーオしたいフェラジョたちの集会場になっていたのだという。 今回、国外からの旅行者である僕を拉致したことで騒ぎが大きくなり、遂に警察が動き出して発見に到った・・・そんな顛末だそうだ。

 残念ながら僕以外のペニスは、みんな干からびて死んでいたらしい。 無念なことだ。 だが顔も知らないペニスたちに同情するだけの体力が無い。 金欲と性欲でスタートした旅行だったが、まさか金玉と性欲を絞りつくされることになるとは・・・皮肉なことだと思う。

 今は日本に帰りたい。 日本に帰って、平和な二次元や、AVでオナニーがしたい。 やはり僕に三次元は無理だったんだ。 しかもいきなりグローバルて・・・僕はローカルな人間ですよ。 不器用で不作法でオナニーが好きな、ただの・・・、ただの日本人なんですよ。 根っからのジャポネーゼ。 今回はそこに気付くことが出来た。 経験が気付きを産んだんだ。

 

 こんな終わりを迎えることになったけど、僕は後悔していない。 後悔なんてする由も無い。 僕は新たなステップを踏みしめたんだ。 ここから僕の第二幕、瀬駆のセカンドインパクトが幕を開ける。 実世界になど意識を向けず、二次元だけを愛し続ける人生を、僕は往く。 もう、誰にも止められない―――――――

 

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セク神

蹂躙海外編

完

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