祖母がこの歳になって携帯をゲットしました。 母に聞きながらちょっとずつ、ちょっとずつ操作を覚え、練習がてらの電話やメールを送ってくれます。 祖母もそれなりにいい歳なので、最近は元気も無く、体を壊すことも多かったのですが、携帯を手に入れてからはみるみる元気を取り戻しているのだそう。 これは孫冥利に尽きるってもんですね。
先日も母親がこっちに来ていた反動か、暇さえあればメール&着信がprrrr。 元気ですか?今何してますか?という他愛のない内容がprrrr。 返事が遅れると、何かあったのですか?といった心配内容がprrrr。 掛け直すと、さっきはありがとね、という内容のお礼連絡がprrrrprrrrprprprrファアアアーーーーッ! ストーカーかァアアアアーーーッ!!!(落ち着きたい)
そりゃ、祖母のことは大好きですよ。 おばあちゃんっ子だし、祖母の元気に繋がるなら多少の面倒は厭わない覚悟ですよ。 特別不快な内容が来てるわけでもないですし。
でもね、僕、元々電話は好きじゃないんですよ。 特に、用件もなくだらだらと繋がってる感覚が嫌い。 一人暮らしで一人でいるのに、一人にさせてもらえてない感じが大嫌いなんです。
ネットサーフィンすれば意識がほわほわして会話に集中できなくなるし、音楽鑑賞すれば相手に雑音が混じる。 鼻歌だって歌えないし、オナニーなんて以ての外。 友達と直接会って遊ぶのはいいけど、家では一人でいたいねん! 寂しかったら居酒屋でもBARでも勝手に行くわ!
加えて祖母は耳が遠いので、電話する時も声を張らなければいけないのです。 家で大声で、元気だよー!ごはんちゃんと食べてるよー!・・・くッ、壁の薄さが憎い。 所得の低さが憎い。 一軒家だったら、一人暮らしで一軒家だったならー!(孤独死してるかもしれません)
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そんな個人的な葛藤を乗り越えつつ、今日も祖母とテルテルめるめる。 こんな献身的なの、過去の彼女にすら覚えないですよ。 うふふ、ずっと元気でいてねおばあちゃん、うふふふふ・・・
「今日はねえ、このあと病院に行くの だからもう電話はできないのよぉ」
あー、そうなんだぁ。 そりゃ残念だね、悲しいね! でも、その間にメールとか送っとくからね! 寂しいことなんてないよ! ね! 元気出してね!
「でもバスに乗ってる時にメール出来るからねぇ いくらでもできるからねぇ」
っ、あぁ、そうなん、だぁ! そうだね、いくらでも出・・・来るね! うん、僕もいくらでも返事打つ! いっくらでも、返事、鬱、じゃなかった、打つからねっ! ねぇーっ!
「あなたもいい加減、奥さんもらわないと こんなおばあちゃんといつまでも電話してたらだめよぉ? ふふふ」
全くもってその通りだと思います。 うん、奥さん。 うん、彼女でいいや、伴侶、欲しい、ね。 最悪付き合えなくてもいいから、電話やメールに夢中になれる子が! あぁ、ダメだ、オナニーしたのにこの気持ちが消えることはない! ありがとうおばあちゃん! 僕、大切なものに気がつけたよ!(FaceBookで顔写真晒してる女の子をガン見して盛大に勃起させながら)
