このくらいのペース

 毎日更新を心懸けるようになったのは魔女と出会ったあたりで、あの頃はネット友達が一気に増加したいわゆる“バブル時代”だった。 書くこと書くことにコメントが寄せられ、それらが僕にとってのモチベーションになり、いつしか『人の目を意識しながら無意識下に落とし込む』という摩訶不思議な工程を、日記執筆に織り込むようになっていた。 当時の僕は否定していたけれど、現在の僕からすれば火を見るよりも明らかで、疑う余地もない。

 そんな呪縛から解き放たれ、新たな門出と意気込みながらも、感覚は当時を逸脱し得なかった。 誰かが見てくれてる・誰かが期待してくれてるって幻想を抱きながら日記を書く。 それは日記なのか、って自問自答も、当時の僕には何処吹く風だ。 そんな無意味な踏ん張りが、年末を機にとうとう瓦解した。 それだけの話。

 

 ゆっくり、まったり、好きな事を好きなように吐く。 これが基本スタイル。 でも、最近は吐くべき泥すら出でてこねえんだよなあ。 話せること・話せないこと・笑えること・笑えないことを秘めすぎて、どうにも消化不良になっているんだろう。

 約8ヶ月間もの間、“閲覧者”と言う甘い蜜を啜ってきたのだから、無関心の無味無臭に馴れるのにも、同じくらいの無感情期間が必要だってことくらい解ってるつもり。 デトックス、デトックス。 2012年を、吐き出せ、吐き出せ。 悪夢だって脳が認識するまで、それまではゆるりと揺蕩って居ようじゃあないの。 ねえ?

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