環境は判断を濁す

 単純に比較すればAよりBの方が好き。 でもBはAが嫌いなので、Aの周囲と距離を取っている。 Aの周囲にいた君は距離を取られているので、Aとは仲良し、だがBとは疎遠気味、というのが今の君を取り巻く情勢だ、とする。

 今後Bと仲良くしようと思えば、Aを切り捨てる、あるいは切り捨てたフリをする必要があるだろう。 Aと仲良くしようと思えば、今のままでいい。 今のままでいれば、Aとの友好は自然と深まっていくだろう。 同時に、Bとの友好は日を追う毎に浅くなり、終わったことに気付けないほど静かな終焉を迎えることは明白だ。

 こういった条件下では、大概Bが切り捨てられる。 君が本当に仲良くしたいのはBだ。 Aも嫌いではないが、崖から落ちそうな二人のどちらかしか救えないのだとすれば、迷わずBを選ぶ自信がある。 それでも切り捨てられるのは、救われないのは、Bの方なのだ。

 何故か。 Bを選ぶ為には明確なアクションが必要だからだ。 勝手に仲良くなるAに対し、Bを選ぶ為にはAを切る必要がある。 とは言え、Aを選べば結果としてBはいなくなる=切る事になるので同じ事なんだけど、直接手を下すことを大概の人は嫌がるのだ。

 崖から落下のようなわかりやすい二者択一ならまだしも、自然に流れる時の中で、よくわからない時勢に対して“誰かを切る”なんて強い一手は至極打ちにくい。 人は、目の前に発生したアクションに対するリアクションは取れても、自発的にイベントを発生させることには抵抗を持つ。 安定した流れに身を任せることで、大局を見失うんだ。 気付いた時には、あとの祭り。

 今日急に消えても、半年間かけていつの間にか消えていても、1年後にいないという点では同じ結果。 インパクトや認識に惑わされてはいけない、問題を先送りにしてはいけない。 バタフライ効果を知っているか? 塵も積もれば山となり、君の五体を圧壊させたとしても、それは紛う事なき君の選択なのだ。 忘れてはいけない、誤魔化してはいけない。 息の根を止めたのは、何もしなかったお前の判断だ。

 

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 つまり、クリスマス特需に併せて彼女を作っても、サンタコスAVを集めてオナニー三昧の日々を過ごしても、来年の今頃彼女がいない、という点では同じ結果になるはず(特需に併せて得た女なんて、ねえ)なのだ。 ならば、慌てて作る必要も無い。 自分に合う雌を吟味し、何が必要で、何が不必要なのか、ゆっくりじっくり時間を掛けて探したって遅くはないだろう。

 ならば、彼女なんて水物より、永久に使える良作サンタAV探しに駆けずり回ってセンズリ回った方が、建設的だとは思わないかね? 思わないカネ? 金? 金で女を買う? テンメェ、・・・悪くねえやないの!(クズ化着々と進行中)

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