一度そう思ってしまうと

 男子9:女子1、その1割も工業高校というよりはアマチュア無線部系(色々と失礼)という枯れ果てた我が職場において、一人だけ垢ぬけた女の子がおるのです。

 22歳くらいの小娘なのですが、喋り方、男の扱い方を見ていると、溢れ出るビッチ臭。 女馴れしていない芋男が多い我が職場において、彼女のアイドル性はまばゆいほどに輝いておりましたが、可愛い子の行動なら何でも許せる!なんて煩悩が僕には無い。 むしろそのルックス故に僕ら芋BOYSを見下している感じがして、どうにも気にくわない。 チヤホヤされてる女はとにかく気にくわない。 反骨精神の塊、瀬駆ですこんばんは。

 

 彼女とは同期だったのですが、上記の理由から約1年半、同じ部署にいながら、ほとんど喋ることなく日々の業務に勤しんできました。 顔見知りがどうとかじゃなく、意図的な拒絶。 可愛い女は全て敵。 可愛い子は目の保養とか言いますけど、僕にとってはただの目に入ったゴミだった。 チクチクしよるんよ、チクチク。 うざってえ。

 そんなある日、同僚のイケメン集団の一人が、事も無げにこんな言葉を彼女にぶつけました。

 

 「お前、顔の系統がキンタロー。だよな」

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 もう世界がパーッて変わんの。 いや、似てないんですよ? 似てないけど、確かにジャンル分けしたらキンタロー。なの。 全然可愛いのに、キンタロー。がアイドル扱いされるワケないのに、もうダメ。 もうフライングゲット(笑)にしか見えない。 なんで僕、この子可愛いとか思ってたんだろう、って真剣に悩んじゃうレベル。

 とはいえ僕も、その翌日に普通に喋れるようになっちゃってるとは思わなかった。 元々向こうはいろんな人とよく話すし、僕も比較的社交的な方だから、喋ってない今までがおかしかったんですよ。 とはいえ、1年半の扉をこんな簡単に打ち崩すとは、イメージ恐るべし。 そして言葉の力恐るべし。 普通にいい奴でしたヽ(^o^)丿

 

 よくよく考えたら、男社会の中のカワイメ女ってだけで美化しちゃってたのかもなあ。 常に見てるのにフィルター掛かるなんて、まるで魔法のようだね。 好みでも何でもないのに好きすぎて対象を超絶美女扱いしていたちょっと昔をふいに思い出した僕でしたとさ。 苦笑い。

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