トシを食えば食うほど

 僕は何の才能も経験も無い凡夫です。

 基本部屋でゲームばかりなので美味しい食事や楽しいスポットにも明るくないし、漫画やアニメばかりで小説の類もあまり無いから教養も浅い。 大学受験や就職戦争に抗うことなく、専門学校やフリーターの道を歩んでいるから壁にぶち当たったことも少ないし、二世帯住宅に一人っ子として生まれたから両親両祖父母の愛情もたっぷり注がれて苦労を知らない。 モテないしモテようという気概もないからファッションや女性の扱いにも疎いし、性欲ばかりで性交が出来ないからテクニックも足りてない。 あと金がない。

 そんな僕も若い頃なら成長の可能性を想われ、ツッコミが鋭いとか面白いとかデブ専なんですぅーとかそんなところで評価を頂けたかもしれない。 でも、寄る年波には相応しい進化というものがあり、僕はそういった成長を遂げられずに此処まで来てしまった。 年下で才気溢れる人間の成長を見たり、同年代の飛躍を知ったり、年上の経験に基づいた教養を目の当たりにする度、己の無価値さに嫌気が差す。 痛感する。 もっと巧くやれたのではないか、と。

 とはいえ、タイムスリップしても、きっと僕は同じ道を歩む。 失敗がわかっていても、そうそう奮い立たない火付けの悪い男なのだ。 僕が嘆いているのは、そんな自己評価の話ではない。 周りの目が、日に日に厳しくなっていく現実社会だ。 今まで許されていたことが、どんどん許されなくなっていく。 その許されない範囲に、どんどん自分の能力がプールされていく。 その加速度を目の当たりにして、途方のない、行き場のない、救いのない悔恨の念が、僕の心を満たしていくってお話。

 

 ネガティブな人間には誰もなびかない。 だから精一杯の虚勢を張るけど、メッキは日に日に剥がれていくんだなあ。 全てがバリバリに剥がれて、ペニスの皮もバリバリに剥かれて、このタイミングで包茎脱しても使うキッカケなんてあるんだろうか。 バリバリに剥けたのは皮では無く、チンカスと言う名のホワイト・ダストなのではないのだろうか。

 知ってるかい? 包茎ボーイがホワイト・ダストをキレイに除去する為には、ただ石けんでゴシゴシするだけじゃダメなんだぜ? アイツら、皮の裏側にゴッソリこびりついていやがるから、柔らかい状態で何をやっても無駄無駄ァ! 即ち、屹立させて、しごくッ! 屹立させて、しごくッ! この摩擦ッ! この摩擦がッ、我のホワイト・ダストを現世へ呼び覚ますッ! フゥゥゥゥーッ、なかなかのエレクチオン! なぁーかなかのッ、エレクチオーンッ! これでキレイにホワイト・ダスト除去出来ちゃうぜェーーーッ! こんなことしてるから、僕は誰にも賞賛されないのかなァァーーーーーッ!? っひょぉぉぉォォォォーーーーッ!(世界は今日も平和です)

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