ごめんなさいは魔法じゃない

 「昨日はごめんね」
 「あんなことしてごめんなさい」
 「ごめん、ごめんて、何度も言ってんじゃん!」

 謝罪ってのを何かの免罪符と捉えてる人が多い。 ごめんなさいって言葉が、過去の過ちの取り消しを意味するって勘違いしてる人が多い。 そんなワケないだろう。

 ごめんなさいってのは、単純に反省の意を示しているだけなのだ。 ごめんなさい(反省しています)に過ぎない。 言葉の意味が要求ではなく、ただの意思表明である以上、謝罪行為そのものが自己満足と言える。

 その言葉に対して行われる、うんいいよ、気にしないで、といった返答もまた、罪の帳消しを意味しているわけじゃない。 うんいいよ(お前の気持ちはわかったよ、だからどうということもないけど)、気にしないで(気に病んだところで繰り返すだろ、信用なんてしてないよ)なんて裏がしっかりと刻まれている。 表現に対してただ収拾を試みているだけなのだ。

 

 謝らなくてはならないようなことをしているのに、ただの言葉だけで真に許されるなんてことは珍しい。 許されるとすれば、余程心底から繰り出された謝罪であるか、許されるだけの対価をセットでくっつけてあるか、許すもの何も気に留めてもいない些事だったか、ってトコだろう。 だから年中ごめんねって繰り返してる奴は、言葉も、気持ちも、脳みそも軽い。 そう、僕のようにね。(とびっきりのキメスマイル)

 違う、違うんだって、何もせーへん、何もせーへんからウチ寄って、な? なー、大丈夫やからー! 安心してホラ、ウチに・・・フォォォーーン! ちゃ、ちゃうねん、そういうんじゃなくて、そういうんじゃないんやけど、か、堪忍! 堪忍してーな! ごめんなーごめんなーフオオおちんろんめっちゃ気持ちええー(謝罪ってホント軽いね、って言う例でした)

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