P4G

 

2011年4月。両親の海外出張で日本に残された主人公は、1年間だけ母方の叔父の家に居候することになった。彼が転入した八十神高校では、「雨の夜の午前0時に点いていないテレビで自分の顔を見つめると、別の人間が映る」という「マヨナカテレビ」の噂が流れていた。この噂は実際に起こりつつあった怪異の一端であり、マヨナカテレビの噂を確かめようとした主人公、陽介、千枝はテレビの中の異世界の存在を知ることになる。同時期に町で発生していた連続殺人事件とマヨナカテレビには関連があると睨んだ主人公たちは、異空間を探る中で「シャドウ」と呼ばれる化け物に襲われ、日常の裏にある世界の闇を垣間見ることになる。
怪異に触れることで、自らの抑圧された感情の化身を具現化して使役する「ペルソナ能力」を発現させた彼らは、警察に話しても信じてもらえないという考えから、秘密を共有する仲間と共に、事件や異世界に隠された真実を追うべく、自称「特別捜査隊」を結成することになる。主人公は表向きはごく普通の高校生として、学業や部活やアルバイトに励み、多くの人々と交流を築く一方で、放課後には仲間と共にシャドウが徘徊する異空間で戦い、事件に巻き込まれた人々を助け、事件の解決のために奔走する。(Wikipediaより引用)

 

※ 以下ネタバレは基本ありません
 

・ストーリー
 こんな青春、送れるもんなら送ってみてえよクソッタレ。

とまあ、嫉妬120%燃え上がらせてしまう程度には神青春ストーリーでした。 ペルソナシリーズはほぼ全部(P2罰以外)プレイ済みなんですが、いやーポップですね。 過去作は総じてトラウマや絶望との対峙があり、それなりに鬱気分を味わいましたが、近作の同シーンはユーモラスかつハイテンポ。 サクッと乗り超えるからジメジメ感ゼロ。 まあ、そのチョロ感はチョロ感なりの伏線として、キチンと次作の格ゲーに繋がっていくあたりも上手なのですが、その辺は割愛。

とにかくストレスがほとんどありません。 根っからの極悪人や、どう足掻いても救われない人間がいないのもいいですね。 まあ、殺人事件を題材にしている以上、加害者は悪だし、被害者は報われないのですが・・・その辺の調理方法も実に巧み。 パーティーメンバーも、過去作だと大抵鼻もちならない奴が数人紛れてるんですが、今作は全員に良いヤツ。 やー、こんな友達もちてえわー。

大筋の物語も、二転三転、ある程度想像は出来るものの、種明かしはそれなりに息をのむような名展開。 特に12月以降は怒涛の流れで、睡眠時間非常にヤバかったです。 まったり1年過ごし系ゲーなのに、このクライマックスへの持って行き方は素晴らしすぎる。 これぞJRPG!って感じの、まさに金字塔作品ですね。

・グラフィック
 元がPS2ということでそれなり。 Vita移植で追加されたシーンはそれなりに美麗ムービーとなっておりますが、やはりもう一声欲しくなりますね。 3D要素・アニメ部分以外はデザインのコンセプト含めてキレイにまとまっているので、気になるほどではないのだけれど。
・システム
快適。 さすがゴールデンを名乗るだけあって、ユーザビリティは極上の一言。 しいて言うなら、校舎内で3階と実習練2階と2-2に一発移動ができないことくらいかなー気になったのは。 ネット通信を微弱ながら用いることで、攻略サイト開く手間が若干抑えられたり、痒いところに手が届きまくりすてぃんぐ。

戦闘に関してはペルソナの醍醐味たる属性駆け引きが光ります。 雑魚戦がただの消化試合に収まらず、ちょっと油断すると一気にピンチになる緊張感はそのままに、難易度設定と補助キャラの特殊能力が一撃死回避に特化してくれているおかげで、初心者も上級者もうれしいバランスになっている。 うーん、エクスタシー。 仲間のAIがたまに頭悪いけど、直接指示もできるし、AIがおばかなのは今作品に限ったことじゃないので我慢我慢・・・っと。

・総合
 ★★★★★。 まさに神ゲーと呼ぶにふさわしい作品。 周回ゲーで本当に周回プレイするのなんていつぶりだろ。 クロノトリガー以来じゃね?ってくらい面白い。 長時間プレイを感じさせないのに、あっという間に僕の90時間を吸いとって下さって、ホントまいっちんぐ。 いいぞもっとやれ。 Vita持ってる人でRPG好きな人はまずこれをプレイすべきだし、PSP持っててRPG好きな人はP3やってからVita買ってこれもやれ、って程度にはベストゲーム。 オススメ。

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