「これ、ナイショね!」
「誰にも言わないでね!」
情報を提示された時、上記の口添えがなければ、誰に何を言ってもいいと思っている人がいる。 あるいは上記口添えをすれば、誰に何をバラしてもいいと思ってる人がいる。 口止めされなかった=喧伝OKOK!、本当は内緒だけど口止めする=喧伝OKOK!なんて不可思議な方程式を、本気で信じている人がいる。
こういう人に相談事をしてはいけない。 あの手この手で隠し事をバラまく背景には、秘匿する義理堅さを示すより、自分は秘密を知っているという優越感の行使が優っている証拠だ。 情報は誰かに帰属するものではなく、知った途端に自分のものになると信じているのだろう。 言っていいかどうかも自分で判断するから、本当にタチが悪い。
そういう人に騙され、情報を垂れ流してしまう人も同義だ。 本人に喧伝の意思がなくとも、吐露した先が拡張スピーカーでは意味がない。 人を見る目も、信頼を守り切る度量も、僕にはありませんと誇示しているようなものだ。 動機云々と結果は結びつかない。
この情報社会において、情報の管理が出来ない人間は無価値どころか害悪である。 仕事や重要な話は喋らないよ、なんてクソ詭弁。 だから喋る・喋らないをテメエが決めてんじゃねえよって話。
つまり、僕は害悪です、ってことですね。 魔女の喧伝能力パネえ。 信頼と愛情で話した様々な情報が、ほとんど本人に筒抜けている。 そして日々、本人からのクレームで気付かされる。 露呈した以上、話した僕が何より悪いんだけど、ホント怖えなあの女。 自分が責められない事柄なら何やってもOKかよ。
二ヶ月たっても引きずってんのは僕だけじゃなかったようです。 未練とか慕情とかとは全く別次元のベクトルだけども。 僕の存在がゴミに成り果てても、ゴミは正しくリサイクルって、敵に回すと怖いなんてレベルじゃないな。 味方にも引き入れたくないけど。
